東北パイオニアのこれから

当社が求める人材

人事総務部部長川口 純
Q1

活躍できるフィールドは?

わが社では主に車載用のスピーカーやアンプとハイエンドオーディオ製品(TAD)を手がけています。車載用については自動車メーカーからのオファーを受けて一緒になって作りこんでいくOEM事業と、アフターマーケットなどで扱う市販事業を展開し、企画~開発・設計~管理~生産をおこなっています。日本ではある程度成熟してきているサウンド市場ですが、海外市場においてはまだまだ開拓が期待される分野です。例えば北米ならロック系、欧州はクラッシック系、中南米はラテン系と、音の好みは国によって変わります。そうしたニーズを踏まえて商品開発を展開できるのは、卓越した技術があればこそ。山形にいながら世界をフィールドに活躍できる我々のような企業は少ないと思います。

Q2

求める人材像を教えてください

東北パイオニアでは3つ掲げています。一つ目は「開拓者精神(挑戦性)」。当社は創業以来変わらず、世の中にない製品を開発し、多くの人に感動を与えてきました。パイオニアという社名が示す通り、開拓者精神、チャレンジ精神は、私たちが最も大切にしているところ。社員一人ひとりがその思いを共有し、仕事に向き合っています。2つ目は「外向き志向(柔軟性)」。変化を恐れず、柔軟性と広い視野を持って前向きに取り組むことができる人です。3つ目は「当事者意識(積極性)」。新しいビジネスや手法など世の中の情報を漫然と受け流さず、"仕事に生かせるのではないか"と、自分のことに置き換えて行動に移せる人。当社は、世の中の動きに目を向け、スピード感を持って新しいことに挑戦していく、志の高いみなさんを応援していきます。

Q3

キャリア採用の方に期待していること

即戦力を期待するところですが、サウンド業界に勤めてこられた方はそう多くないと思います。前職の業種は違っても、これまで設計や開発の分野に関わってこられた方が、さらに活躍できる環境が当社にはあります。また、企画から開発・設計・管理・生産など仕事の幅が広いのもわが社の特長。音楽が好きな人、車が好きな人、海外と関わりながら仕事をしたいと思っている人、世の中にない製品を生み出したいという夢を持っている人など、自分の得意な分野を生かすことも。東北パイオニアのモノづくりにはそうしたみなさんのパッションが必要です。研修を行いながらサポートしていきますので、ぜひ東北パイオニアで自己実現を叶えてください。

今後の事業展開

執行役員大場 真宏
Q1

車を取り巻く変化への取り組みは?

自動車業界においてEV化、自動運転の開発が進められる中、車載用スピーカーについても量的+質的なニーズが求められています。自動運転化が進めば、「車室内空間をデザインする」、つまり「移動手段」としてだけではなく、「快適な時間を過ごせる空間」としてのニーズもより高まってくるでしょう。その時に大きな役割を果たすのがサウンドシステムです。音は車の形状や配置する場所によって変わります。当社は1937年の創業から蓄積してきたノウハウと新たな技術革新を組合せることにより、さまざまな車の音場最適化を目指した音づくりに力を入れています。

Q2

海外経験で感じられたことは?

海外に拠点のある当社では、技術職や営業職など、さまざまな職種において現地の人たちと関わりながら経験を積むチャンスがあります。私自身、2016年から6年間ベトナムに駐在しました。ベトナムには約2000社の日系企業があります。ベトナムで他の企業や日本以外の国の方たちと仕事や多くの活動を共にして感じたのは「熱量」の大きさ。成長の著しさには目を見張るものがありました。文化、慣習の異なる国では、日本の標準が世界の標準ではないことを実感することもしばしば。毎日直面する様々な課題にスピード感を持って対応していくためには、現地スタッフとのチームワークが重要です。困難を乗り越えて得られた感動は大きな財産になるでしょう。挑戦が必ずしも成功するとは限りませんが、失敗もしながら挑戦を続けられるのが東北パイオニアの良さ。新たな価値観や世界観が、必ずや自身の成長につながります。

Q3

わが社のこれからについて

東北パイオニアには、祖業であるスピーカーを中心とした事業を担う責任があります。創業者の思いを受け継ぎ、大切にしてきた思いは「音の技術を継承し、音を通じて世界中の人々に豊かさと新しい感動を創造する企業であり続ける」こと。国内のみならず海外のニーズを把握し、お客さまにとってのさらなる付加価値を探求していかなければならないと考えています。サウンド業界におけるグローバルトップ企業として、これからも世界中の人たちに私たちの「音」を通じてより多くの「感動」を届けていきます。

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